児童虐待などが問題になっている昨今。
育児で悩む親も少なくないですね。
子育て世代はとにかくやることが多くて大変。
そんな中、育児を支援してくれるロボットがあるとか。
NHK「所さん!大変ですよ」で紹介された
遠隔操作で動く育児支援ロボット
「かぞくでChiCaRo(チカロ)」って何なの?
レンタルできるらしいけどその方法や料金は?
ということで調べました。
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育児支援ロボット「ChiCaRo(チカロ)」って?
遠隔育児支援ロボット「かぞくでChiCaRo」は
株式会社ChiCaRoが電気通信大学とのロボットと
こどものインタラクションに関する共同研究により
開発した育児ロボットです。
晩御飯の準備だったり食器洗いの時間
洗濯物をたたんだりするちょっとの時間を
遠くで暮らす祖父母や親戚などが
主に0~3歳児の世話をできるよう
遠隔操作できるというロボット。
出典:https://www.chicaro.co.jp/LP/
ちょっとした時間目を離せない乳幼児を
離れて生活する家族が育児ロボット
「かぞくでChiCaRo」を画面越しに見て
乳幼児とコミュニケーションがとれます。
ロボットの画面の向こうからタブレットなど使い
コミュニケーションをとることが出来
追いかけっこ、おままごと、かくれんぼなどの
「遊び」を実現。
会話のできない乳幼児の興味を継続的に
引き付けることができるロボットなんだそうです。
「かぞくでChiCaRo」が生まれた背景
2014年、子どもロボットコミュニケーションの研究をしている
電気通信大学 長井研究室でChiCaRoは生まれました。
当研究室の新米ママ研究員は、初めての育児に四苦八苦。
泣きやまない子供を前に、「離れて住む祖母がちょっとの間でもいいからパッとこの場に現れて、助けてくれたら・・・
ちょっとでいいから、お願い、今すぐたすけてー!!」
それを解決するのがChiCaRoです。
かぞくでChiCaRoが生まれた背景として
『10分だけでもいいから手伝って欲しい!!』
と週3、4回以上感じるお母さんが8割も
いたんだそうです。
“日常的な”育児サポートが圧倒的に足りないと分かり
ある研究員の博士課程での研究テーマだった。
「子どものご飯を用意する10―20分の間、誰かに面倒を見てもらえれば助かる」
という自身の経験から研究を開始。
離れて住む祖父母にチカロを遠隔操作で
操り子供の面倒を見てもらうような使い方を
想定して研究をすすめたそうです。
小さい子供は目の前のモノに夢中になるので
確かに効果的かもしれませんね。
離れた家族がお手伝いすることで子育てにも
余裕が生まれます。
そうなると笑顔で子育てできる時間も増える。
いっぱいいっぱいの子育てからくる問題を
解決しみんなを笑顔にする為に
ChiCaRoは生まれたといいます。
「かぞくでChiCaRo」のレンタル方法や料金は?
新しい取り組みである遠隔操作ロボット
「かぞくでChiCaRo」は販売はせずに
レンタルでの利用になるということです。
先行レンタル予約が開始されています。
レンタル開始時期は2020年の6月から。
台数限定の為申し込み後に抽選によって
レンタルが開始されるそうです。
レンタルプランは3つ
※アカウントとは家族のデバイス数
自分の家、祖父の家=アカウント2名
プランA
アカウント 2名まで 1ヶ月5,800円
(1アカウントあたり2,900円)
プランB
アカウント 5名まで 1ヶ月9,800円
(1アカウントあたり1,960円)
プランC
アカウント 20名まで1ヶ月14,800円
(1アカウントあたり740円)
※アカウントに「ChiCaRo」は含まれません。
具体例1)自分の家、祖父の家=アカウント2名
具体例2)自分の家、両祖父の家、単身赴任のパパ=アカウント4名
お支払い方法
クレジット払いのみ。
ちょっと使ってみたい!と思った方は
「ChiCaRo」のレンタルのお申込み からどうぞ
発展型 遠隔育児支援ロボット
かぞくでChiCaRoに続く育児支援ロボットとして
「みんなでChiCaRo」(2021年予定)
「すくすくChiCaRo」(2022年予定)
なども予定されているようです。
「みんなでChiCaRo」は
リモートシッティングサービスと連携し
家族だけでなく、保育士や小児科医などの育児の
専門家とも自宅から接続できるようになり
より専門的、包括的な協同養育を実現できます。
「すくすくChiCaRo」は
子どものパーソナリティと発達具合から、「今できることより、ちょっと難しい遊び」を性格・嗜好に合わせてAIが提案します。
ということでこれから益々色んな可能性が
広がるロボットだということですね。
これからも注目したいロボットだと思います。
まとめ
遠隔操作で育児支援を行うロボット
「かぞくでChiCaRo」ってなんか面白そうです。
現代の子育て環境だったりネット環境があるから
こそ実現したロボットではないでしょうか?
もともと『10分だけでもいいから手伝って欲しい!!』
と思うお母さんたちの想いから生まれたロボット。
離れた祖父母もなかなか会う事ができなくても
「ChiCaRo」を通して顔をみたり遊んだりできるので
嬉しいでしょうね。
手がかかり目が離せない数年間の間
「かぞくでChiCaRo」で笑顔になれるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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