すぎやまこういちさんといえばドラゴンクエストの作曲者で有名ですよね。
ドラクエと言えば、もはや知らない人はいないと思います。
ゲーム音楽とクラシックを結ぶという発想はすぎやまさんの中ではあたりまえだったといいます。
その理由は!?なるほど納得でした。
そんなすぎやまこうちさんですが現在はどんな活動をされているのか?
そしてこれまで何曲のドラクエ作品を作ってこられたのか見てきたいと思います。
追記)
2021年10月7日すぎやまこういちさんが9月30日に亡くなっていたことが報じられました。
残念です。ご冥福をお祈りいたします。
- <目次>
- すぎやまこういち プロフィール
- すぎやまこういち ドラゴンクエスト音楽とクラシック
- ドラクエ音楽 作曲数は?ギネス記録!
- 演奏される曲目と関連する動画
- まとめ
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すぎやまこういち プロフィール
出典:http://www.kingrecords.co.jp
本名:椙山浩一(すぎやまこういち)
生年月日:1931年4月11日
没年月日:2021年9月30日
出身:東京都
職業:作曲家、編曲家
すぎやまこういちさん2021年で90歳になられるんですね!
椙山(すぎやま)が読める人が少ない為ひらがなにされているそうです。
両親が音楽好きだったことから幼少時代から音楽に親しんでいたそうです。
そして両親がゲームも好きだったので物心がついた頃からゲーム好きだったらしいですね。
すでにここでドラクエとつながる運命にあったのではないか?
なんて思ってしまいますね。
小学~高校まで音楽と関わってきたので音楽大学に進もうとしたそうですが、ピアノが弾けなかったのとお金がなかったという事で断念したそうです。
東京大学理科II類に進学されています。
ただ進学後は学業に専念できず音楽活動と遊びに専念したとか・・
その後に教育学部教育心理学科へ移り1年留年ののち卒業されたみたいです。
卒業後は工場でアルバイト後に文化放送に入社、その後開局準備中だったフジテレビに入社されたそうです。
フジテレビではディレクターをされていたみたいですね。
その傍ら作曲活動もされていたようです。
フジテレビ退社後に作曲家に専念。
グループサウンズのザ・タイガースやザ・ピーナッツなどのヒットソングも数々生み出されています。
他にも特撮「帰って来たウルトラマン」やアニメ「ガッチャマン」などの曲も数多く手がけていらっしゃいますね。
『ドラゴンクエスト』の作曲を担当された1986年からはゲーム作曲家として活躍されています。
ドラゴンクエストを語るのにすぎやまこういちさんは外せません。
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すぎやまこういち ドラゴンクエスト音楽とクラシック
ドラゴンクエストシリーズの音楽はすべてすぎやまこういちさんが作曲されています。
ゲーム音楽といえばマリオなどのポップな音楽を思い浮かべがちですが
ドラゴンクエストの音楽はクラシックがベースとなっているんですね!
どうしてすぎやまさんはゲーム音楽にクラシックを取り入れたんでしょうか?
ポップな曲はインパクトがあり耳に残る一方クラシックはインパクトはないものの飽きない。
ゲーム音楽はインパクトよりも何度聞いても
飽きない音楽でないといけない。
なので必然的にクラシックがぴったりだったということだそうです。
なんか納得してしまいますね!
ポップな音楽もクラシックも色んな音楽に関わってこられたすぎやまこういちさんだからこそ導いた答えなのでしょう!
今ではゲームにクラシックは当たり前になっていますよね。
ドラクエにクラシック音楽を導入したすぎやまさん
ゲーム音楽の歴史を変えた人だと言えますね。
ドラクエ音楽 作曲数は?ギネス記録!
ドラゴンクエストシリーズの音楽を
作曲しているすぎやまこういちさんですが
今までドラクエの曲って何曲作曲したんでしょうか?
ドラゴンクエストシリーズは現在まで11作。
今年2017年に11作目の
「 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
が発売されました。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』
オープニング映像かっこいいですよね!
ワクワクします^^
ドラクエ発売から30年以上になりますが
その間ずっと作曲を続けてこられました。
基本になる序曲やレベルアップの音楽などは
聞けばわかりますね。
もちろん私も聞かなくても口ずさめますww
曲としてはお城、町、村、ほこらなどの
BGMから始まり、フィールド、ダンジョン
乗り物に乗った時、戦闘中、各イベントなどなど
盛りだくさんです。
そして今までシリーズ10作ですから
相当な数を作曲されています。う~ん数えきれるかな?
NHKで放送されたドラクエ30周年特番では
30年で400曲も手掛けてきたとありました。
凄まじいですねこれは。
ドラクエだけですからね!
作曲時のポリシーは「聞き減りしない音楽」
だそうです。飽きない曲ってことですね。
そこですぎやまさんは作曲し続ける
原動力についてこう語っていました
「ドラゴンクエストと言うゲームが大好きですし、ドラクエ愛がある限り続けていける」
いや~やっぱりご本人も本当にドラクエが大好きなんですね!
仕事だからとは言え85才でゲームに夢中な人
見た事ありません^^
そんなすぎやまさんは2016年9月5日に
「最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家」
としてギネス世界記録に認定されています。
登録時に記録された年齢は84歳292日だそうです。
ビックリですね!
すぎやまこういちさんについて
もっと知りたい方はこんな本などもありますよ~
「すぎやまこういちワークス 勇者すぎやんLV85」
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今まで400曲以上作曲されてきた
すぎやまこういちさんですが、以前
題名のない音楽会で曲が演奏された
時は感動ものでしたね(泣)
演奏される曲目と関連する動画
題名のない音楽会で演奏された
曲目はどの曲だったかというと
番組HPで紹介されていましたので紹介します。
実際の放送では指揮は大井剛史さん、
演奏は東京佼成ウインドオーケストラが
担当されました。
今回は色んな演奏の動画も紹介します!
1:交響組曲「ドラゴンクエストⅠ」より序曲
あれですね!ドラクエのテーマ曲でもある序曲です。
パーパパ~パ~パ~パ~パ~パ~っていう(わかる人には分かってもらえると思う・・)
これは外せないですね!
なんと口だけで演奏されています。
2:交響組曲「ドラゴンクエストⅢ」より「戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦」
社会現象にもなったドラゴンクエストⅢの音楽から
戦闘、フィールド、そしてラスボス戦の音楽が
披露されました。
戦闘のテーマは毎回変わってます。
今回演奏されたドラゴンクエストⅢの
戦闘テーマ曲は甲子園の応援歌としても
吹奏楽で演奏されています。
甲子園の応援ではこんな感じです。
まさに戦闘!聞いたことありますね
いい感じですね~まだまだありますよ。
アレフガルドにてはフィールドの音楽ですね。
なにかもの悲しい雰囲気の音楽は
中世のヨーロッパを一人で歩くイメージを
した曲だそうです。
勇者の挑戦はドラクエのラスボス「ゾーマ」と
戦う時の音楽です。
ボスに立ち向かう迫力と不安と勇気が
感じられる曲だと思います。
3:交響組曲「ドラゴンクエストⅣ」より「ジプシー・ダンス」
こちらも戦闘シーンのテーマ曲で
ドラゴンクエストⅣは物語が各章に分かれていて
この『ジプシー・ダンス』は第四章での
通常戦闘時の曲となっています。
こちらは木琴で演奏するジプシーダンス
4:交響組曲「ドラゴンクエストⅤ」より「結婚ワルツ」
ドラゴンクエストVのエンディングの曲で
ストーリー途中の結婚式イベントでも使われていた曲。
こちらは結婚するお姉さんへのプレゼントで練習するピアノ。
6歳だそうです。
コスプレもいいですね~!
名曲揃いなので
もっと色んな曲を聞きたいですね~
まとめ
ドラクエ音楽の生みの親すぎやまこういちさんと
その作品について見てきました。
以前、題名のない音楽会でドラクエ特集が
放送された時は感動ものでした。
作曲家のすぎやまこうちいさんについて
調べてみましたが、高齢ですが
現役バリバリで作曲されているすぎやまさん。
ゲームとクラシックを繋げた第一人者
といってもいいいでしょう。
現在もコンサートなど精力的に
開催されていますので注目ですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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